SONO式アクアリウム10日経過 生体の投入編

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10月1日から立ち上げたSONOアクアプランツファームさんの提唱する、SONO method Nature ボトルアクアリウム 。生体(エビやメダカなど)を投入して現在までの途中経過について紹介します。

アクアリウムの立ち上げ方やSONOアクアプランツファームさんのアクアリウムについては過去の記事で紹介しているので、興味のある方はご覧ください。

この記事を読んで欲しい人

・アクアリウムに興味がある人

・生活に癒し、潤いが欲しい人

・賃貸物件に住んでいて水槽なんて買えない人

・ミニマリストを目指した結果、あまりにも殺風景になってしまった人

に読んでご参考にしていただければ幸いです。

アクアリウムの住人紹介

早速ですがボトルアクアリウムに引っ越してきた(強制的に運び込まれた)方々を紹介します!

住人ナンバー1

・黒メダカ

 初めのうちは、慣れていないのか水槽をぐるぐるして忙しそうにしていましたが、1週間も経って、落ち着いてきたのか全く逃げなくなりました。メダカも人に懐くことが分かってから、本当に愛らしい存在になりました。常に何かするたびにリアクションが返ってくるので見ていて飽きることはありません。

住人ナンバー2

・ミナミヌマエビ

 前回のアクアリウムに引き続き、掃除士として迎え入れました。ウチのアクアリウムはゴミが少なく、苔が発生しにくいので、メダカとエサの取り合いになっています(笑)。ちなみに隠れるのが得意なので、朝はこの子を見つけることから始まります。

なお、最初は6匹投入しましたが、開始2〜3日で2匹が★になりました。原因は不明ですが、立ち上げ当初で現在まで残りの3匹が元気なことから、

・そもそも弱っていた。

・環境(水質)の変化に対応できなかった。

のではないかと考えています。前回のアクアリウムで学んだことですが、このミナミヌマエビは非常〜に!水質の変化に敏感なので特に注意して観察しています。

住人ナンバー3

・レッドラムズホーン

 アクアリウム界隈では厄介者と恐れられる悪名?高きレッドラムズホーンです。いろいろ調べた結果、富栄養状態にしなければ爆発的に繁殖はしない、とのことでした。餌がないので、増えたくても増えれないそうです。もし増えすぎたら、彼らにとって餌が多く住みやすい環境になったと言うサインでもあります。怖い。

生命力は、これまた悪名高き人間の天敵である【 Gokiburi 】に匹敵するほどだということ。餌の与え過ぎには注意しています。

生体を投入する理由

現在実践しているボトルアクアリウム (SONOメソッド)では、アクアリウムを立ち上げて(水草を植えて)から、2日目には生体を投入します。通常ですと、水草だけで1週間程度様子を見て水槽が立ち上がってから投入するパターンが多いので、多くのアクアリストにとって非常識とも言えるかもしれません。

生体をわずか2日で投入する理由は、生物による循環スイッチを入れるためです。SONOメソッド式ボトルアクアリウムでは、ソイルや肥料などを使いません。このため、水草が育つために必要な栄養が少なく、水草が育つまでには時間がかかります。また、通常エアレーション(ぶくぶく)を行いますが、これはエビやメダカなどの生態が酸欠状態を起こさないために行います。このエアレーションをせずに運用するためには、水草が元気に光合成を行い、水草の中にたっぷりと酸素を供給できるようにする必要があります。

このため、十分に光を当てる他、水草の肥料として住人たちに頑張ってもらう(CO2とフンを出してもらう)ことが重要になります。自然には肥料などの化学薬品は存在しないので、なるべく自然に近い環境を作る、と言うことになります。なお、ろ過装置もないのでこれも自然ろ過、微生物に濾過をしてもらいます。

まだ始まって10日くらいですので、アクアリウムには特段の変化は無いように見えます。

ですが、循環スイッチは入っている、と信じてゆっくりと観察することにします。

幸い水草の発育は順調なので、今のところは悪い兆しが見えない(見えていない可能性もある)ので良しとします。

ちなみにSONOメソッド式 ボトルアクアリウム は、メダカやエビを愛でる趣味ではありません。水草もエビもメダカも貝も、水草も、目には見えない微生物も全て環境の構築に必要だから存在しています。その面白さや醍醐味は、あーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら自然に近い環境を構築することにあります。ソイルではなく、低床に硅砂を使うことで、成長速度がゆっくりとなるので時間はかかりますが、安定さえしてしまえば手間をそれほど必要としないのも面白さの一つかも知れません。(1ヶ月は様子を見る必要あり)

ちゃんと管理すれば、ソイルと違って崩壊することもないので永久的に維持することも可能!だそうです。これはソイルが無かった時代、昔ながらのやり方、でもあります。

今後の方針

以上、これまでの途中経過でした。今後の方針は基本的には大きく変えません。

・微生物を増やして、水質を安定させる。

そのためには、

・ミナミヌマエビの動向を特に注視。(環境の変化に一番弱い)

・たまにphを測って水質が酸性か、アルカリに傾いていないかチェック。

・餌やりは出勤前と帰宅後の2回。

・1日12時間はライトを点灯(日中も)して、水草を活性化。

・水換えは1週間に1回。

こんな感じで末長く運用していきます!

10月10日のアクアリウムの状況。

それではまた。

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