男がパンを作る3つのメリット

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どうも。自称パン職人です。

コロナ禍を最大限に活用するため、なかなか外に出づらかった時期に始めたパン作り。外に出れないので、家庭でお菓子作りをする人が増えて小麦粉が売り切れている!というニュースを聞いて、俺もやることないしやってみるか〜、くらいの軽〜い気持ちで始めたパン作りでしたが・・・。

メリットしかない!

以上のことが分かりましたので、記事にしたいと思います。

なお、この記事はパンの作り方を伝えるものではなく、男がパンを作るメリットを伝える記事になっています。これを読んで自称パン職人が増えれば、みんな朝から幸せな気分になれますし、円満な家庭もきっと増えることでしょう。

このブログを読んで欲しい人

・パートナー、奥様に喜ばれたい人

・パートナー奥様と喧嘩してしまった人

・シンプルにパンが好きな人

・パン作りに興味がある方

・生活費を抑えたい人

メリット1 女性から喜ばれる

パンを作ることによって、多くの女性から喜ばれます。

理由:女性はパンが好きだから

もちろんパンが好きではない女性もいるとは思いますが、パン屋さんにくる人の割合は女性の場合がほとんどではないでしょうか。パン屋さんに男性ばかりいるイメージはあまりないですよね。学食にあるような、焼きそばパン、焼き肉たっぷりのガッツリ系惣菜パン屋さんがあったら、学生を始め男の人たちも群がることでしょう。

女性がパンが好きな理由としては、

・手軽に食べられる。

・口が汚れにくい。(海苔とか)

・野菜も一緒にとれる。(サンドウィッチとか)

・日持ちがいい。(バゲットとか)

・安い(=コスパがいい)のでつい買ってしまう。

焼きたてパンの匂いが最高!

・パン屋さんはおしゃれ!

・コンビニなどで気軽に買える!

等が挙げられます。(調査対象:妻)

ネットで検索しても、

”パン好き 女性”で検索した結果 約 136,000,000 件 (0.45 秒) に対し、

”米好き 女性” で検索した結果 約 97,300,000 件 (0.43 秒) 

圧倒的な差とは言えませんが、パン好きな女性が有利なようです。(10月31日現在)

その他にも、パンが好きな女性が多い理由はなぜか?といった記事が多くヒットするのに対し、女性は米好きが多い、といった記事は見たことがありません。

また、米とパンを比べれば、重さや食べ応えから、米は太る。という誤ったイメージが根強く残っています。本当は、パンの種類や食べる量によって両者のカロリーは逆転します。

これらのことから、一般的には女性はパンが好き、という認識で間違いないでしょう。また、そのような認識が一般的であれば、男性だけでなく、女性自身も、女性は一般的にパンが好きなんだと思い込む人が多くても不思議ではありません。これは流行のファッションなど一般のトレンドを誘導する方法と一緒ですね。

メリット2:コスパがいい。(個人差あり)

先ほどのパン好きな理由の中で、「安い=コスパがいい」というコメントを書きましたが、有名パンメーカーの山崎製パンや、コストコなどで大量に売られているパン。そしてパン屋さんのパンとそれぞれの値段の差に違和感を覚えたことはないでしょうか?

もちろん、焼きたて、手作り、またはブランドの価値といったものはあると思いますが、大体ヤマザキで100円前後かそれ以下で売っているパンが多いのに対し、パン屋さんで見かけるパンは、横文字の名前でおしゃれなものが多く、そういったパンはそれなりのお値段がします。もしくは、小さめにして単価を下げていたり。単純な塩パンなどは安い印象です。

ここでコスパについて考えてみましょう。

一概には言えませんが、一般的にパンの原価率は30〜40%と言われています。原価率とはパンの材料などにかかるコスト(費用)の割合こと。ユーザーのイメージするコスパと作り手のコスパは違います。例えば、100円でパンを売っていた場合、原価率30%だとすると、原価は30円ということです。残りが利益となります。ちなみに一般的な定食などは50%と言われています。

原価率だけを考えると、なんだかパン屋さんがすごい儲けているように見えて、パン屋でパンを買うのはやめようかな、と思う方もいるかもしれません。

しかしそれはあくまでも材料費のみを考えた場合のこと。実際パン作りは結構大変です。

私の場合、パン作りから焼き上がるまでに最低2時間はかかります。つまり当然ですが、食べたい時間から逆算して作らないといけません。

例えば、朝8時に朝食として食べたければ、6時から作る必要があるということ。もっと早く食べたい、時間がないという人は、あらかじめ生地を作って冷蔵庫で寝かせたり、焼いて冷凍するなど、工夫次第で数十分で焼き立てパンを作ることも可能です。自分の生活スタイルに合ったものを見つけることも楽しみの一つかもしれません。

パン作りに必要なものは、

・パンの生地をまとめて、捏ねる技術

・発酵と焼きあがるまでにそれぞれにかかる時間

・パン作りに必要な道具や器具、家電

などになります。

この辺も含めると、一概にパンはコスパが悪いとも言いきれません。この感覚は自分でパンを作ればよくわかってきます。

例えば、自由な時間がある人は、時間がかかっても材料費が安ければコスパがいいと考えるし、時間がない人はいくら材料費が安くてもコスパが悪いと考えるでしょう。

また、この労力や技術は個人によって差が出る(例えば手のひらの温度など)ので、全く同じ材料で作っても全く同じパンというのはなかなか作ることができません。マニュアルの決まっているお店ならともかく、個人であればなおさらです。

だからこそ、手間暇をかけて作っているパン屋さんのパンは本当に美味しくて人気が出るのです。

つまり、相場よりも高くてもそれに見合った価値があるから売れる。

有名な小麦粉や天然酵母などの材料も大事ですが、それ以上に作る人の技術やパン作りにかける労力こそが美味しいパンを決定づける大事な要素なのは間違いありません。

材料だけを言えば、揃えようと思えば誰でも揃えられるくらいの値段で購入できますからね。

ちなみにパンよりピザの方が圧倒的に簡単に作れるという、美味しい話がありますので興味があればぜひご覧ください。

(神コスパ)安くて楽に作れて、めっちゃ感謝されるピザの話
アパートにたまに届く美味しそうなデリバリーピザの広告。トロリと溶けた濃厚チーズとタバスコのピリッとした辛味でビールやコーラをを飲みたい!そう思ってデリバリーピザを頼んでしまう・・・そういう人は少なくないはずです。

パンの材料

多くの女性はパンが好き、思っている以上にパンの原価は低い、というのが分かった点を踏まえて、実際にいくらかかるのか。計算してみましょう。

パンの材料費は、2000円もあれば1週間分は作れます。

まずは1kgの小麦粉(強力粉)が300円。(パン3つではなく1kgで、ですよ?)

ドライイーストも300円程度。

他に、砂糖、塩、バター。艶を出したければ卵も。

以上です。

これだけあればほとんどのパンは作れます。しかも小麦粉1kgあったら1週間はパンだけでも生活できます。それくらい、パン作りは費用がかかりません。

ただしパン作りは配合がミリグラム単位なので、クッキングスケールを買う必要があります。これはニトリで1500円程度。場合によっては、麺棒が必要になりますが、100円ショップで購入できます。

慣れた方は目分量でやる人もいるのでしょうが、慣れるまではきっちりと測って成功率を高めましょう。

お金がかかると言えば、オーブントースターの類ですが、普段からパンを食べる人はすでにトースターや電子レンジの機能として備わっているのではないでしょうか。

発酵については、夏であれば常温でも時間をかければできます。湯煎で発酵させるやり方もあります。

焼きについては、家庭用トースターでもパンは作れますし、グリルがある方はグリルでも。

うちはオーブントースター付き電子レンジがあったので、購入から1年経ってやっとその機能を最大限に活用することができました。

メリット3:焼きたてパンの香りがたまらない

手作りでパンを作る魅力は、なんといっても焼き上がりの香ばしい匂いを自宅で嗅げること。

不格好だけどバターロール。バターの匂いがたまらない!

旅行先でホテルなどに泊まった時、朝食会場でパンが焼ける香ばしい匂いにお腹が反応した経験のある方は多いのではないでしょうか。この最高の匂いが自宅でも体感できるので、朝からすごくリッチな気分になれます。

焼きたてパンとコーヒーの組み合わせは本当に最高です!おのずとコーヒーにもこだわりたくなります。コーヒーが好きな男性は、パンも作れるようになることで、さらなるこだわりの高みへ登ることができます(違)。

また、パンは小麦粉の比率や焼き時間を変えるだけで、同じ材料でも無数のバリエーションがあります。このあたりがお米との差でしょうか。クロワッサンやアップルパイも作る工程が若干違うだけで、特殊な材料が必要ないことに、改めて驚きました。

例えばパイ生地を作るときは折り紙のように、生地を折りたたんでは伸ばして・・・を繰り返すだけなんです。これを繰り返すほど生地の空気の層が厚くなり、焼いたあとにサクッとした食感に。

コンビニやパン屋さんで売っているパンは、パン作りに慣れてくれば自宅で作ることができます!もちろん完全再現は難しいでしょうが、それでも自分や相手の好みに合わせて作れるのは大きなメリットではないでしょうか。やること自体は大きく変わらないですしね。話題の高級生食パンも自宅で作ることができますよ!

注意点

これまでメリットばかり書きましたが、もちろんデメリットもありますので心の準備を。

最初は、ほぼ!ほぼ!失敗します!(実話)

これは当然です。ゲームでもスキルレベルが低いのに、高級な食材を使って料理をしようとすると失敗しますよね。リアルでも同じです。ネットでは、数え切れないほどパンのレシピがあり、初心者向け、ズボラでもできる、男のパン作り、など無数にヒットします。

絶対に最初からクオリティの高いものを求めないでください。

パン作りを始める人に必要なのは、高級な小麦や料理器具ではなく、美味しいパンができた、作った相手から喜ばれたという成功体験です。

生地のこね方を覚えるまでは、作りたいパンを作るのは我慢して下さい。中にはこねないパンもありますので、まずはそちらから始めるのもいいと思います。

自分の好きなパートナーや友達から喜ばれることを想像して、簡単なパンから作ってみて下さい。

私は3回目のパン作りくらいから、なんとなく感覚がわかってきて、こねる時間が減ってきました。

最初の頃は3時間こねてもこね上がらなくて、涙が出そうになり、さらに翌日には筋肉痛になるというダブルパンチでした・・・。

また、パンを作る際は小麦アレルギーの方もいらっしゃるので注意してください。

グルテンフリーじゃないとダメじゃん!と思った、もしくは言われたあなた。

グルテンアレルギーでなければ、話題のグルテンフリーにこだわる必要はありません。アレルギーの人以外は、グルテンを摂取しても大した影響がないことは研究で証明されています。

料理音痴な私でもアップルパイが作れました!

終わりに

今回は男性がパンを作るメリットについてお話ししました。

パン作りは簡単ではありませんが、妻や彼女の笑顔をゲットする成功体験を味わえれば、どんな苦労も乗り越えられるはずです。不器用ながらも、一生懸命パンをこねる姿は奥様や彼女の胸を打ちます。

そして、いつも料理を作ってくれている妻の気持ちを理解できれば夫婦生活も円満になることでしょう。

くれぐれも後片付けをせず放置することのないように。(地獄を見ることになります。)

それではまた。

パン作りを描いた懐かしい漫画も貼っておきます。

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