【ボトルアクアリウム1ヶ月 】グリーンウォーターの分析と対策【問題発生】

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久々の更新です。長らくグリーンウォーター問題に悩まされ続けて、やっと解決策が見出せたので記事にします。

通常のアクアリウムではろ過装置によって汚れを浄化することは常識だと思いますが、私のボトルアクアリウムでは、ろ過装置はありません。水草やバクテリアによる生体ろ過、これがsonoメソッド -Nature ー ボトルアクアリウム です。

9月から始めたアクアリウムですが、先月から完全に安定して手がかからなくなりました。水草の生育スピードも早く、毎週のようにトリミングに明け暮れておりましたが・・・。

ここ最近急激に緑色に濁ってきました・・・。

というわけでアクアリウム初心者がぶち当たる壁の一つ、【水の濁り問題】に直面したので、分析と今後の対策について書いていきたいと思います。

この記事を読んで欲しい人

・これからアクアリウムを始めようと思っている人

・水の濁りに悩んでいる人

・nature ボトルアクアリウム sonoメソッド

・冬におけるアクアリウムのやり方

について興味のある方に読んでいただければ幸いです。

sonoメソッドとは・・・、過去の記事に立ち上げの時の記事がありますので、よろしければご覧ください。

この動画の結論

結論を最初に言いますと、濁りの原因は、

水温の低下による生体ろ過能力の減少、でした。

私のボトルアクアリウムでは、ろ過装置は生体、つまり水草や目に見えないバクテリア達です。

冬になって、気温が低下して朝晩を中心に水温が下がり、水草の成長が目に見えて遅くなりました。

特に地中に根を張ってくれる水草は、生体の排泄物を自らの栄養に変えて、光合成までしてくれる夢のようなろ過装置。ちゃんと育てたら交換のいらないろ過装置になります。

自然界のろ過装置は、植物やバクテリア達です。

私は今回の事件を通して、自然に習う生体ろ過の難しさ、そして奥の深さを改めて実感しました。

sonoメソッド -Nature- ボトルアクアリウムは、本当〜に奥が深い!

自然の素晴らしさを改めて実感することができます。

濁る前と現在

これは文字にするより画像で見てもらった方が早いと思います。

先月までは濁りはほとんどなし
ここ2〜3週間のボトルアクアリウム 。手前は透明なのに、メイン水槽が濁っている。

特に飼育方法は変えていないのですが、緑色が日に日に濃くなっていきました。

グリーンウォーター後の生体の様子

グリーンウォーター自体は、

・緑色の色素を持つ植物性プランクトンの増加

による現象なので、見た目はあまり良くないのですが、生態系には悪い影響はありません。

グリーンウォーター化してから、このボトルの中で生活している黒メダカ 、ミナミヌマエビ、レッドチェリー シュリンプも見ている限りでは1匹も★になっていません。

むしろ、メダカがものすごい勢いで産卵していました。

腹の下にあるのが卵。動いているメダカを撮るのは難しい・・・。

自然の環境でも緑色の水は普通に存在しています。むしろ稚魚や小さい生態にとって、プランクトンが豊富な方が、食べる餌が豊富にあるので、成長も早いとのこと。

稚魚や稚エビは、市販されている餌は大きすぎて食べることができません。

ちなみに、白く濁っている場合は、単純に水質の悪化なので早急な対策が必要です。

メダカ全滅事件

グリーンウォーターになって約2週間が経ちました。その間に、メダカ3匹が★になりました。

久々の生態系へのダメージだったので、★になった生態系をよく観察すると・・・、

痩せ細っている・・・。(写真は割愛します)

そこから餌やり後の様子を観察していると、どうやら体の大きな個体が餌を独占しているようでした。

これはグリーンウォーター問題とは関係なく、メダカ同士の持つ縄張り争いではないかと分析。

実際調べてみると、メダカが餌を食べにきた他の個体の姿を認識すると、

「私の餌を食べないで!」

と言わんばかりに、メスの個体がオスの個体を攻撃していました。

そのまま経過を観察すると、餌を食べることができない個体は日に日に痩せ細っていき、見た目にも体力がなくなっていました。

小さいボトルに弱った個体を分離しましたが、弱った個体はなんと、ボトルを飛び出して干物になっていました。

そして残った個体も後を追うかのように飛び出して★に・・・。

コレはまずい・・・。さらに分析を進めることにしました。

メダカの全滅に対する分析

今回のメダカ 全滅事件からの分析の結論として、

・グリーンウォーターとは無関係である。

と結論づけました。

その理由は、

・メダカより圧倒時に弱い個体であるエビたちが★になっていない。

・メダカの縄張り争いによる栄養不足、攻撃によるダメージによる致命傷。

これらが考えられるためです。

グリーンウォーターに対する分析

私は最初、

・餌のあげすぎによる富栄養化により、バクテリアが増えすぎて水質が悪化した。

もしくは、

・単純にろ過し切れないほどの汚れが溜まった。

これらを考えていました。この状況を踏まえて、

・餌のあげすぎに注意。(1日1回食べ残さない量)

・水の3分の1置換の頻度を週1から週2に。

・底面の掃除をこまめにやる。(水作がおすすめ。)

この対策を2週間ほど続けてきましたが、一向に改善しません。

むしろ、ミズミミズが目に見えるほど大量に発生しており、ろ過能力の限界を超えているのは明らかです。見た目も気持ち悪い・・・。

原点に戻る

私はグリーンウォーターに対するブログを読み漁りましたが、ある時にふと気づきます。

私のやり方は、ろ過装置なし(生体ろ過)、流水なしの一般的ではない特殊なやり方であった、と。

いくらブログを読みあさったり、人に聞いても解決策が出ないのも当然です。

原点に戻って、sonoアクアプランツファームさんの記事を改めて読み返す。

これが解決のきっかけになりました。

問題が起こったら、いろんな対策をするより、まずは原点回帰することの重要性を改めて実感しました。

いろいろ勉強になるなぁ。

グリーンウォーター化の原因と対策

グリーンウォーター化の原因は、ズバリ水温の低下、ということが分かりました。

冬に入ってなんの対策もしてませんでした。

屋内だし、そこまで水温も急には下がらないだろう、とたかを括っていたのが大きな原因です。

sonoアクアプランツファームさんの記事によると、

・水温が20℃を下回ると、水草の発育が止まり、最悪の場合枯れる。

・sonoメソッドでは、生体によるろ過をしているので、ろ過装置の役目を果たしている水草が弱る=ろ過能力が低下する。

・つまり、気温の下がる冬季は、ヒーターが必須!!(ちなみに沖縄では不要)

今思えば当たり前のことなのですが、目からうろこでした。

私は、sonoメソッドを模倣して、一時的にでもうまく行ったことで完全に油断していました・・・。

まだまだ私は、アクアリウム初心者。まだ1度も冬を超えたことがない。

それなのに、また思い込みや我流でやろうとしていた。

・・・大いに反省します。

対策は、ヒーターの導入です。

早速楽天で、

・パネルヒーター(底にひいて、底面を温めるタイプ)

・ドボン式ヒーター(水中に直接入れるタイプ)

を購入。

水温を上げて、水草の活性が戻るのか・・・。

グリーンウォーター問題が解決するのか・・・。

この問題を踏まえて、ボトルアクアリウム【冬季編】に突入します。それではまた。

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