私は、8月から小さなボトルで作るボトルアクアリウム を立ち上げていました。
ボトルアクアリウムとは以下のような感じのものです。
私のボトルアクアリウムは、今月からミナミヌマエビを購入し、頑張って育てていましたが、
・・・ミナミヌマエビ、全て全滅しました。
その水に入れていたマツモも一晩でボロボロに白化しました。
今回はアクアリウムの立ち上げから全滅までの経過を通して、学んだことをご紹介します。
この記事を読んで欲しい人
・アクアリウムの立ち上げに失敗して落ち込んでいる人(私です)
・新しいことを始めて失敗して落ち込んでいる人
いきなり難しいことに挑戦すればほぼ必ず失敗する。
今回の失敗を通して気づいたのは、初心者が難しいことに挑戦すれば失敗するという当たり前のことでした。
ゲームで例えるなら、レベル1の冒険者がいきなりレベル10のダンジョンに挑むようなものです。
敢えて挑んで裏技や抜け道を探す、というのならアリかもしれませんが、ほとんどの人はそんな特技やスキルのない普通の冒険者です。普通に考えて攻略できるはずがありません。
でもこれって、わかっているのに結構やってしまいがちな失敗ではないでしょうか?
この失敗によって、ああ・・自分には才能がない、と思ってしまったり、急に熱が覚めてしまったりしてしまったらすごくもったいないことだと思いませんか。
自分が過去にしてきた失敗を分析してみて、そもそも自分のレベルよりも高い難易度のダンジョンに挑んでいた、という人がいたら諦めるのはまだ早いです!
初心者に必要なもの
初心者が何か新しく物事を始めるときに必要なもの・・・それは成功体験です。
その理由は、この成功体験によってもっと成長したい!、とか、すごく楽しい!、とか、もっとやりたい!という気持ちが継続することにつながっていくからです。
どんなに小さくてもいいから、自分が成長したな、と思えればそれは成功していると言えます。
では具体的にどうすれば成功できるのか。答えは簡単です。
初心者は、初心者向けのやり方や攻略法を実践する、これだけです。
新しいことを始めるときにいろいろと調べると思いますが、いつの間にか全て分かった気になっていませんか?
私の場合ですと、特にYoutubeなどでやり方を見ていると、これならできそう、簡単そうだな、もっとレベル上げてもいけるんじゃ・・・?という気になってしまう傾向が強いです。
動画を見ることによって、まるで自分が体験したかのようなリアリティがあるので、Youtubeなどで調べ物をするときは要注意です。辛い部分や、面白くない部分は全てカットされて、あたかも一発撮りをしているように勘違いしてしまいますが、動画編集ってめちゃくちゃ大変ですからね・・・。サムネとか。
今後のアクアリウムの方針について
というわけで、今後のアクアリウムの方針を発表する前に前回のアクアリウムを立ち上げる方針を見直してみます。初心者なのに、ハイレベルなアクアリウムを作り上げようとしていた記事はこちらです。相当恥ずかしいですが、過去の自分の戒めのためにもリンクを貼っておきます。
以前の方針は、
1 引越しの移動を鑑みて、持ち運びが容易なもの。
2 エアーなどの電源を必要とする器材を使わない。
3 維持管理が楽。
4 あまり費用をかけない。
5 長く楽しめる。(ソイルは使わない。)
というものでした。
この中から、2、4番の方針を変えます。
2 電源を必要とする、エアーやLEDライトを使う。
4 水質の維持に必要な費用はケチらない。
アクアリウム失敗の原因
私がアクアリウムを失敗した原因は、以下の4つです。
・ 水が動いていないため、汚れなどが底に沈殿する。
・ そのため、水換えを頻繁に行っていた。(1〜2日に1回)
・ 水作りが適当だった。
・ 水草を種から育てようとして、種を巻きすぎて発芽しない種から水カビが発生。
これによって、水槽の中で循環がうまく働かず、食べ残しや汚れを分解してくれるはずのバクテリアが定着できず、水がすぐに腐り、生き物の住めない環境を作ってしまいました。エアーや濾過装置を使わないこで、容器の中だけで循環させるシステムの構築は、簡単なことではないということを身をもって体験しました。
次に水作りの重要性について。
私が飼っていたのは、魚ではなくエビです。どうやらエビは魚以上に水質に敏感とのこと。
水合わせに成功すれば爆発的に増えていくらしいので、簡単で丈夫だと思われがちですが、水質が合わないと次々に★になっていくようです。
アパートに備え付けの浄水器があるので、完全に油断していました。サイトによっては、浄水器があればそのままいける!と書いてあるところもありますが、立ち上げ初期の飼育水は相当重要です。
浄水した水だからといって、そのまま入れてははいけません!
中でもカルキ抜きは特に重要。私も一応はカルキ抜きを使っていましたが、容量も適当で塩素しか中和しないタイプの100円ショップの中和剤でした。エビの場合、水道水に含まれる重金属の除去もできるようなタイプが良いとのこと。今思えば、エビは水換えをするたびに、脱皮しまくっていたように思います。次は、酸性化アルカリ性かphも調べながらやることにします。
実際に魚や水草が生きている川の水を汲んでくる方法もあるのですが、ちょっと手間が大きい・・・。これは後で検討します。
水草を種から育てるときは撒き過ぎに気をつけましょう。発芽できない種が腐ります。
次回予告
というわけで、アクアリウム:レベル1を立ち上げます!
と言っても難しいことは何もしません。初心者は初心者らしく、まずは普通の飼育環境を作ることから始めます。
アクアリウム:レベル1の立ち上げが終わりましたら、ブログを更新しますので良ければ見にきてくださいね。
それではまた。
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