ロードバイク 編も終わり、いよいよ次はトライアスロンを本格的に始めるまでです。
と言っても、すでにロードバイク を揃えた時点で、必要な道具という観点から見れば8割型トライアスロンをできる状態と言っても過言ではありません。後は大会にエントリーするだけでした。
最低限戦える装備を整えたら、後は行動するかしないか、と言う自分の意思決定ができるかどうかです。
しかし誰しも簡単に意思決定をできるなら、みんなが自分の思うように生きられているはずです。でもそれはわかっていてもできないんです。
気づかないうちに、今まで自分が続けてきた慣習や周りの人の考えに左右されていたり、自分で意思決定をしているようで実はしていないことに気づくことから始めましょう。人と違うことをすることを不安に思う気持ちをうまくコントロールして、100点満点を目指すのではなく、まずは70〜80点を目指す感覚を身につければ何でも始めやすくなるのではないでしょうか。完璧じゃなくていい。
何にでも言えることなのですが、多くの人が100%完全な状態で本番に臨むことはほぼ不可能に近いですし、100点満点のパフォーマンスを本番で出すこともほぼ不可能です。アスリートやプロと呼ばれる人は出来る限り100%に近い環境を揃えて、100%の力を出せるように練習しているので、一般の人では超えられない壁を超えられるのではないかと思います。
テスト勉強とかでも、やるだけやった、これ以上できることはない、と準備を万全にしてから望みたいものですが、部活が忙しかったり、ついつい遊んでしまっていたり、本番直前で火がついた頃にはもう手遅れ、と言うことがしょっちゅうの私。気がつけば、仕事においてもそんな状態でなかなか満足のいく仕事ができずに、年齢を重ねるごとに、これくらいでいいかと言う諦めにも似た後悔の念にじわじわと駆られるようになりました。
仕事を真面目にこなして、勉強をしても誰もが思い通りのパフォーマンスをすることはできません。特に今は年功序列というものが崩壊しつつあり、昔のように余計なことをせずただ真面目にこなすだけでは今までは受けていた恩恵を受けることができません。
そんなことはわかっているつもりでしたが、自分はこんなものではない、もっとうまくできるはずだ、もっと評価されたい、とかそう言う気持ちとのギャップが悩みにつながっていました。私の場合、ほとんどが最後の承認欲求ですかね。
そんな時に今までの余裕のない仕事からある程度開放されて、フリーランスとまではいきませんが、私にとってはそれくらい自分のペースで仕事をやれる環境に身を置いた時に出会ったのがまさにロードバイクであり 、トライアスロンでした。
悩みがある人は、少し頭で考えすぎているのかも知れません。私の場合はそうでした。とにかく本屋で自己啓発の本を読んで、解決する方法をずっと探していて、自分なりに答えを見つけたつもりでしたが、人はなかなか変わることができません。私の場合は、周囲の人に比べて自信がなかったのだと思います。
次は数字で見てみましょう。
まず一般社会人で仕事をしている人の数は昨年で6724万人です。(総務省統計局 令和2年1月31日現在
トライアスロンの愛好者の数は、・・・ごめんなさい。調べても出てきませんでした。ネット上の情報では2015年や2013年で37万人の記述しか見つけられませんでした。後で正確な数を調べて更新します。
いずれにせよ、多くても40万人と言ったところでしょうか。
私が何が言いたいのか、それは、トライアスロンを始めただけでこの40万人の仲間入りすると言うことです。
割合で言うと、約0.0059%!かなりなマイノリティ!(少数派
トライアスロンを始めるだけで、99%以上の人とは違うことをしている、と言うだけで周りと差がついて特別な気持ちになりませんか?
周りがやっていないこと、やれないことを自分がやっている、そう思うだけで自然とそれは自信に変わります。
もちろんトライアスロン自体楽しいですから、自分としては楽しいことをやっているだけなんです。
でも、周りからはちょっと一目置いた存在に見られる。これは単に変わった人と思われているだけも知れないですが、普通の人ならほとんどの人が、すごいねって言ってくれます。たまに心配されることもありますが・・・。
トライアスロンを始めるまでは人と違うことをしていると言うことが、こんなにも特別感を感じるとは思いませんでした。
そしてトライアスロンをしている人は周囲の人間とは違うタイプの人間が多いです。トライアスロンはあんなにキツいのに生涯スポーツなんです。年齢を重ねても年齢別にカテゴリーが分かれているので、続けていればいつかは日本代表になれます。実は40〜50代が多いというのも驚きました。
私のように30代でやっている人はまだまだ少ないので、大会で上位を狙うことは難しくありません。トライアスロンのきつ〜い思いを共有できる人は少ないので、仲間もすぐに増えます。
少しでも興味を持ったら是非トライしてみてください!
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